田子山富士塚 修復事業について
修復事業の経過報告
(1) 平成26年度
- 修復前の山の姿を記録するために、「三次元測量」を行いました。
- 現状を把握し、保存整備の基本的考え方をとりまとめた「保存管理計画書」を
作成しました。
- 修復工事費用が概算2400万円となり、
単年度で修復工事を行うだけの補助金予算を確保することが困難のため、
27・28年の2年度に分割して修復工事を行うことになりました。
(2) 平成27年度
- 平成27年10月から平成28年3月に、
まず、頂上まで登れるようにするため登山道の修復工事を行い、
さらにその周辺の石造物の修復を行いました。
合わせて、安全確保のため周囲の柵の設置も行いました。
(3) 平成28年度
- 平成28年5月・6月に、未実施の石造物の修復工事を行いました。
- 平成28年12月に、御胎内周辺の修復工事を行いました。
- 平成29年2月に、敷地内にある立木の大きくなりすぎた部分の枝下しを行いました。
(4) 平成29年度
- 修復工事が終了した時点での山の姿を記録するために「三次元測量」を行いました。
- 修復工事の内容などを後世に記録として残すために「修復事業報告書」を作成しました。
寄付金活動の報告
- 平成26年秋に修復工事見込総額が2,400万円と算出されました。
県からの補助金が50%、市からの補助金が25%になる見込みなので、
保存会が準備すべき金額は残りの25%:600万円となりました。
- これに基づき、寄付金活動を平成26年10月より開始し、
現在までに1,800万円を超える寄付金をお寄せいただきました。
誠にありがたいことと、深く感謝致しております。
- 寄付金は現在も、志木市商工会館内の事務局で、随時受け付けております。